WT WELLBEING TOKYO

Perfect Health Retreat4日目@チョプラーセンター in San Diego

Date 2019.02.15

残り2日!マルマトリートメントで身体が軽い

雨と風がすごくてFlash Flood Waring (鉄砲水注意報?)が今日2度でているサンディエゴ

そして昨晩はホテルは600人のカンファレンスがありミーティングルームがいっぱい、おまけに雨も降っていて寒いので屋外のパティオも使えず、夕食がビュッフェで各自持ち帰りすることに。そしてなぜかホテル側が人数を間違えて26名分のはずが6名分しかメインのお料理がなく残っているのはスープとイエロービーツだけ。デトックス中なのでレストランで食べるわけにもいかないし、小麦粉などのグルテンや肉・魚も食べられないので困ってしまいました。「5つ星ホテルなのにね~」「空っぽのビュッフェに立っている私達かなりみすぼらしいわね、これはすごい光景だわ!」という口々にいっていましたが、みんな全然怒っていなくて、”その辺に座って何か作ってくれるといっているから出てくるまでまっていましょう。”と和気あいあい。食べ損ねた8人ほどでおしゃべりしながら待つ事に。結局1時間くらいかかりましたがホテルで豆腐と焼き野菜とライスを用意してくれたみたいなのですが、そこまで待てなかった私は途中退散。スープとビーツを食べて寝ました。。翌日クラスにいくと早速誰かが担当者に報告していて、いろいろな反応があるんですよね。

1.こういうことがあったから気を付けてほしいと普通に報告する人
2.怒っている人。どんなにひどい状況だったのか理路整然と説明し相手を非難する
3.でもそのあとシェフの対応はよかったのがPositiveなことだったという人
4.あんまり関心がない人

何か自分にとって良くないことやストレスがかかることがが起きたときの反応は「Fight (闘争)or Flight(逃走)」というのを前日にやったのですが2.の人は明らかにFightする人でドーシャでいえばピッタ(火)です。私もつい2になりそうなので気を付けよう、と思いました。

さて前日のセラピストの方やドクターがいっていたように今日はだいぶすっきり。かなりファイバージュースでのデトックスが進んでいる感じがします。

ただ食事はかなり飽きてきたのも事実。朝ごはんはキチュリというインドのミルク粥やオートミールが基本なのですが、トッピングは煮た林檎。嫌いではないのですが普通に飽きてきます。でも不思議と肉や魚が食べたくはなりませんし、デザートも食べたくない!でもこれが和食のお粥だったらだいぶいいんだけれどなあ。和食+スパイスを使ったお料理のリトリートがやはり日本人はうれしいですね。

今日のトリートメント

今日は初めて午後からのトリートメントでした。昨日のドクターの診断をもとに今日から3日間みんなそれぞれの問題に適応したトリートメントを受けるようになります。私はピッタ(火)とヴァータ(風)の混合体質で今回の問題はやはりピッタ(火)のドーシャが大きくなっているようなのでそれを鎮静化する処方です。

ピッタの人は体質としては血液や目に関することに問題がおきやすいのですが、私の疲れ目や湿疹などの赤味、それと感情的に熱くなりやすいというのをクールダウンする感じなので、アビヤンガ(全身オイルマッサージ)をしたあとピッタ向けのアロマ精油を使っての『マルママッサージ』なるものを受けました。マルマはアーユルヴェーダの108あるツボのことで、額の真ん中の第六チャクラをまずぐるぐると精油をつけて軽くマッサージされたあと顔、首、鎖骨と上半身~下半身とマルマを指圧よりはかなり優しくゆっくりゆっくりとマッサージしてゆきます。

この第六チャクラに関しては迂闊にはいったエステのシロダーラでひどい目にあったことがあるので、すこし構えてしまいますがこういう緊張はセラピストにすぐ伝わるよう。呼吸が合わなくなるのを感じます。首のマルマに移るとまたリズムがあいだしました。マルママッサージは指圧の気持ちよさとはだいぶ違いました。身体の緊張感がほぐれきて瞑想のような気持に。「このマルマトリートメントをした後に瞑想をするとどういう風になるか観察してみましょう。」と言われ午後の瞑想を待ちます。

ちなみに私はセラピストさんの性別は特に指定しなかったので男性がはいることも女性がはいることもありますが、性別は指定できますので男性のセラピストが嫌な方は女性だけ、男性のセラピストが良い方は男性だけとなります。個人的には上手な人にやってもらうほうがいいので指定していませんが、一般的に男性のほうが手が大きく力が強いです。常にマッサージする箇所だけが上手く出るような巧みなタオルワークですし、微妙な場所には一切タッチがないので男性でも私は気になりません。

これは施術所によってずいぶん違うとおもいます。インドの病院でアビヤンガを受けた時は2人の英語のわからない若い可愛い女の子たちがおしゃべりをしながらシンクロでマッサージしてくれましたが、タオルなんてなにもかかっていないし、遠慮なくマッサージされます。ハタイクリニックも基本パンツ一丁になって(笑)全身くまなくマッサージです。より治療的になると全身くまなくマッサージ、より一般的なSPAなどの顧客層を意識したところはタオルワークと触らない箇所がきちんとあるというのが基本のようです。

チョプラーセンターはその辺りはリゾート施設内にあるアーユルヴェーディックSPAという位置付けで、アーユルヴェーダにそれほど馴染みがない西洋社会で暮らす人達にもなるべく違和感なく本格的なアーユルヴェーダを食事、ヨガ、レクチャーなど含めてホリスティックに体験してもらうという施設だとおもいました。

やっぱり5つ星ホテルなどラグジュアリーな施設、アーユルヴェーダ&西洋のドクターとカウンセラーが常駐している、アーユルヴェーダをよくわかっているセラピストのトリートメントを処方に基づき受けられる、毎月何回かあり選択肢が多い、これらの条件が整っているリトリートは中々ありません。チョプラ博士のカリスマ性とアメリカという資本主義の権化の国にあるという象徴性も相まってかなり貴重な場所です。

瞑想は深まったかというと。。

これがちょっとわからなかった、残念ながら。ただやはり毎日30分づつやっていると確かに入りやすくなるのは実感がある。瞑想は瞑想はなにかハイヤーな意識レベルになりたいとかそういった気持になってしまうと実は逆効果なので、ただ毎日習慣としてやることが大切だと私はヨガの先生から言われています。「求めない、比べない、期待しない」でも続けていると必ず恩寵ともいえる瞬間があるというのが先生のいつも言っていること。ただ科学的データーでは座って目を閉じたその瞬間からストレスレベルは軽減してくるというのがデーターできっちりでているのでそういったことが分かっているとつづけやすいし、それによってどういう意識レベルがあるのかというのをわかっておくのはその場面に来たときにびっくりしてしまったり、おびえてしまうことがないように、ということを今回チョプラーセンターでは習いました。

午前のクラスはなんと催眠術

顕在意識と潜在意識の割合は12%:88%だそうで、自身が30歳の時に両腕を大けがをして動かなくなってしまい、激しい痛みで毎日痛み止めを1時間ごとに24錠飲む生活、手術して治っているはずでも痛みがどうしても治らず医者にも匙を投げられたというモリン。それがわらにもすがる思いで試した催眠術で痛みが一瞬にして消え、そして腕も動くようになり今では自分が催眠術の勉強をして治療をする側になったそうです。

ストレスを受けた時に脳がどう反応してどうプロテクトするか。身体と脳と心の関係や潜在意識がとらわれているトラウマをいかにして癒すか、などのレクチャーが終わったあとに、デモで全員に向けて催眠術を実際に行ってくれました。TVでみているあれですね、「5,4.3.2.1あなたはどんどん深く深く降りていくとそこにとっても素敵で居心地のいいリビングがありあなたはゆったりと腰をかけます。」という感じで。「私はもっとハッピーになってよいです。私はもっと喜びに満ちている状態になっていいです」のような言葉が続きます。

この脳の単語とか医療関係の英単語がわからないところが多くてかなり集中していないと意味が分からなくなってしまうクラスだったので、私はこの催眠術が実際どうだったのかは実感としてはよくわかりませんでした。ただ彼女の体験の話はとても興味深く、怪我や病気を治したい、幸せになりたいとみんな顕在意識では100%思っているのに、潜在意識ででもやっぱり治らないのではないか、幸せになれないのではないか、と思っているとその意識が本来の願望をブロックしてしまって実現できないということはあるというのはよくわかりました。

ファイバージュースでどんどんデトックスされているのは実感!フレッシュジンジャーティや白湯もどんどん飲んでいるのでお腹がだんだんぺったんこになってきました!

Recommend 関連する『7つのこと』記事

Page Top