誰も見ていないのに -When No One Is Watching
Date 2020.10.09
あなたにひとつ質問です。あなたは誰も見ていないのに、良いことをしていますか?
想像してみてください。ひとりで通りを歩いていたら、ゴミが落ちていた。もちろんあなたのじゃないし、そばにはゴミ箱だってない。あなたはそれでも、それを拾いますか?
もしも答えがイエスなら、それはなぜ? 動機は何でしょう?意識的に、それとも無意識的に決断してゴミを拾ったのか、わかりますか? それはあなたにとって、何等かの利益をもたらしてくれるものだった? それともそうではなかったのでしょうか?
私たちの多くにとって、その「良い」行いはシンプルに習慣づいた行為なので、答えはイエスでしょう。子供の時にゴミはちゃんと捨てること、と教わって、それがちゃんとできていなければ私たちの中の何かが違う、と感じる。みんな知っているように、習慣を破るのは大変なことです。
良い行いの習慣は、毎日、そして一日中ずっと、ディスプレイ表示されているようなものです。私たちの誠実さ、性質やマナーがそこに映し出されているのです。誰かのためにドアを押さえておく、同僚におはようと挨拶する、見知らぬ人に微笑みかける、など。すべて習慣化した良い行いです。でもここで、新しい何かにチャレンジしてみましょう。
あなたに、これらひとつひとつに集中して、習慣化した善意の行いを、リチュアルー善意の儀式―に変えてしまうことを勧めます。あなたの五感を研ぎ澄ませて、その時、その習慣の中に、完全に存在する。こうすれば、マインドレスー無意識―な行動から、マインドフルなものに変わります。それは、人を喜ばせるだけでなく、あなた自身にも喜びをくれるはず。
ここであなたに質問です。あなたは、誰も見ていないときに、良いことをしていますか?
今日も、マインドフル・グラマーな一日を。